社会福祉法人桜梅会 障害者支援施設「丹波桜梅園」は京都府の中心部に位置し、
丹波高原の赤松林の山並みに囲まれた高台に、今から31年前、京都市内在住の知的障害児
を持つ保護者の有志の会から障害者福祉の実情を聞かされた、当時の地元瑞穂町長、
丹波町長様の熱い英断により設立準備委員会を設置し平成3年3月1日開園致しました。
丹波桜梅園では、役員部会の提言を基にして、各部門において、中長期にわたる事業計画
や支援計画を立てて「地域に開かれた」「地域に愛され」「地域から応援して頂ける」施設
づくりを目指し、職員自らが行動を起こし計画を達成させて行くという目標に向け、25年度
より取組んで来た処でございます。
30年目を迎える事が出来ました事は、偏に役員、保護者、地域の方々、そして利用者と
職員各位のご理解とご協力のお陰と感謝を致し、併せて、先人の皆様のご苦労に感謝し、
敬意を表するものでございます。
しかし、桜梅園には、「利用者の高齢化に依る支援量の増加」・「職員(人材)確保の難
しさ」等々、大きな課題が山積を致しております。これらの課題を、皆様のご協力を頂く中
で、職員が一丸と成って「創意工夫」の下、良い知恵を出し合い一つ一つ解決を図り、「利
用者、職員の笑顔が多く見られる施設作り」に、尚一層、取組んで参ります。
『丹波桜梅園 中長期事業・支援計画(平成25年度〜)』
1.目標 地域に開かれた、地域に愛され、地域から応援して頂ける施設づくりを目指す。
2.内容
@外部関係施設・機関との交流を深める。
町内作業所・社会福祉協議会、そして丹波桜梅園の3者が、それぞれの機能・
役割をお互いに活かし、地域における福祉の輪の形成に向けて、働きかけていく。
A作業環境を整える。
B自ら行動し、学び、仕事に活かす。
C地域の皆様にもっと丹波桜梅園を知って頂ける様、「ふれあい開放デイ」を開催する。
来園して、利用者の方と触れ合って頂ける回数を増やし、利用者理解を深めて
頂き、地域の皆様から「ボランティア」の芽(声)が起きてくる事を目指す。
社会福祉法人 桜梅会
理事長 山ア要志